みなさん、走ってますか。ぴぴおです。
2月24日にスペインのマドリードで世界陸連室内ツアー・ゴールドラベル大会の最終戦が開催され、米国のグラント・ホロウェイ選手が60mハードルで世界記録を更新しました。
記録は7秒29。英国のコリン・ジャクソン選手が持っていた従来の世界記録、7秒30(1994年)を27年ぶりに0.01秒上回りました。
ホロウェイ選手はおよそ2週間前にフランスのリエバンで開かれたゴールドラベル大会で米国記録を破る7秒32をマークしていました。
ホロウェイ選手は室内競技で無類の強さを誇り、なんと54連勝だそうです。前に負けたのは16歳だった2014年までさかのぼります。
レース映像を見ると、大きくしなやかな動きにほれぼれします。2位のアンドリュー・ポッジ選手にはなんと0.22秒の差を付けたそうです。しかもポッジ選手は2018年の室内世界王者で、この日の記録(7秒51)も今季世界3位タイです。
ホロウェイ選手には、アリエス・メリットが2012年にマークした12秒80の屋外110mハードルの世界記録更新にも期待がかかります。
また2週間前のリエバンの大会で女子室内1500mの世界新を更新したエチオピアのツェガイ選手も好調を持続し、この日は3000mで世界室内歴代2位(パフォーマンス3位)となる8分22秒65を記録しました。2000mまではゲンゼベ・ディババが2014年に記録した8分16秒60を上回るペースだったそうです。
東京五輪でも二人の活躍が楽しみですね!