こんにちは、ぴぴおです。
またまたブログの更新が滞っていた。忙しいということもあったが、そもそも走っていないので書くこともなかった。
これまでの経緯を振り返ると、8月のポイント練習で右臀部を痛め、その後、痛みをだましだまし走り、10月最後の日曜には水戸黄門漫遊マラソンに強行出場。ケガが悪化するのを承知で、ペースを抑えて無理やり完走(一応、サブフォーは死守)。
その後、回復して11月のつくばマラソンは普通に走る計画だったが、全然回復せず、最初から10キロでやめる予定で出場。
ところが、この10キロでケガがかなり悪化。それまで通っていた鍼治療をいったんやめて、数年前に坐骨結節のケガを治してもらった治療院に転院。
そこで3週間はランニング禁止と言われ、12月19日からランオフ。1月19日からゆるゆるとランニングを再開し、23日まで5日間、1日2~3キロ走ってみた。
しかし、治療院で、まだ走っちゃダメだと言われて再びランオフに。
ランオフの期間は、インドアバイクとエリプティカルで汗をかき、週に何回かはインターバル形式でやって心拍数を170台まで上げていた。
それから、治療院で教えてもらった、タオルを使ってハムストリングスと臀部を伸ばすストレッチなどを毎日3回実施。
この辺りまでは、前回のブログに書いた。
しかし、臀部の痛みは一向に改善せず、治療院の先生にも、う~ん、辛抱強くやるしかないねと言われ、次第に希望が失われていった。
ここで転機となる出来事があった。
2月上旬に飲み会に行ったときに、コロナをもらってきてしまったようなのだ。
コロナ罹患は初。2月9日(日)の夜に、ちょっと熱っぽいなと思って、月曜の午前中は調子が悪いながらも頑張って仕事(在宅)をしていたが、辛いので午後から休みにして寝込んでいた。
過去30年くらいで、インフルエンザに2回かかったことがあるが、それを除くと、いつも具合が悪くなっても半日寝れば治っていたのに、今回は一向によくならない。
インフルとコロナの抗原検査をしてみたら、コロナであることが判明。ちょうど、息子が海外留学から一時帰国していて、再出国する直前だったので、今更ながら隔離生活。
結局、息子の見送りには行けず、家で3日半寝込んでいた。
熱が下がってから、トレーニングを再開しようとしたが、菌をばらまいてしまいそうなのでジムに行くわけにもいかず、仕方なく、外を超ゆっくり走ってみることにした。
2月14日(金)は、しばらくウォーキングした後、1キロほどキロ7分半くらいで走ってみたところ、走っているときも、走った後も、お尻には問題が起きなかった。
気をよくして、15日(土)はキロ6分45秒くらいのペースで3キロほど走ってみた。これはちょっと負荷が強かったらしく、少し尻の痛みが悪化してしまったので、翌16日(日)はキロ6分52秒で2.2kmにとどめてみた。
こんな感じで、毎日、体調を見ながら負荷を調整して走っていたら、少しずつ走れるようになってきた。
以前は、少し走るとすぐにお尻がずーんと痛くなり、その後、ぴりぴりと張ってきてしまったのだが、今回はそういう感じにはならず、次の日に状態が悪化することはほとんどなかった。
そして、2月22日(土)~24日(月・祝)の3連休は、約9キロ、8キロ、8キロと走ることができた。これで自信が付いてきた。
インドアバイクやエリプティカルでボタボタ汗を垂らして運動していたときの方が運動強度は高いのかもしれないが、外で走る方が断然気持ちがよいし、外で走る距離が伸び、ペースが上がると、低レベルでも進歩している感じがする。
さて、今まで何をしても好転しなかったのに、いったい何が功を奏したのだろうか。
第一に、座る時間を短くしたことが挙げられる。
コロナ明けの時は、寝っぱなしだったせいか、お尻の痛みが少し和らぎ、歩いているときはほぼ痛みを感じないようになっていた。最初のゆるジョグでもほとんど痛くならなかったが、仕事で長い時間座っていたら、1日で尻がかなり痛くなってしまった。これで、ゆっくり走ることよりもむしろ座っていることがケガに悪いということが分かり、時々立って仕事をするようにした。さらに、朝運動するだけでなく、昼休みと業務終了後にも散歩(と時々小走り)をするようにした。これが一つ、良かった点だったのかもしれない。
第二に、ストレッチが効いてきた。
治療院でならったいろいろなストレッチと、自分でいつもやっていたストレッチをずっとやってきたが、最近は、特に効いている感じがする種目(上述のタオルを使ってハムを伸ばすやつなど)に重点を置いてやってきたら、それがジワジワと効果を発揮してきたようだ。
第三に、遠赤外線か何かを出す温熱座布団(親にもらった)に座るようにした。血行がよくなって、お尻がほぐれるような気がする。
いよいよ走れるようになってきたので、希望が湧いてきた。
しかし、体力はかなり低下し、ガーミンの判定するVO2Maxは、ケガをしてから55から50まで落ち込み、フルマラソンの予想タイムは3時間21分から一時は4時間39分まで遅くなった(この1週間で4時間28分に改善)。

しかし、自分の感触としては、脚・臀部の状態も、心肺機能も、底辺から改善しつつある。ガーミンの評価よりも自分の感触を信じて、今よりも状態がよくなるよう、少しずつ適度に負荷をかけていこうと思う。