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家族サービスとランニングの両立に切り札:サビ練その1-子供が喜ぶピクニック&ラン

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皆さん、走ってますか? ぴぴおです。

ランニングに燃えるお父さんは休日となれば

「ロング走でしっかりと追い込みたいが、家族サービスも外せない・・・」

などという悩みをお抱えではないでしょうか。

その悩みを解決する方法の一つとしては、めっちゃ早起きして練習を終わらせて、その後で家族サービスにいそしむという方法があります。

僕も、朝4時起きで7時までに30キロ走って、それから朝ご飯を食べてお出かけ、なんてことをよくやっていました。

しかしそうやって頑張りすぎると、体を壊してしまいます(オーバートレーニング症候群の記事を参照)。

そこで、お勧めするのが、家族サービスと練習の合わせ技、名付けて「サビ練」です。だっさいネーミングですが、この練習方法に隠れた下心にふさわしいダサさともいえましょう。

サビ練とはいかなるものかと申しますと、「家族で楽しめるロケーションに出かけて、そこで奥さんと子供を遊ばせつつ、自分はちゃっかりと練習してしまうこと」です!!

これにより、無理に早起きして体調を崩すことなく、効率よくトレーニングができ、なおかつ奥さんや子供にも喜んでもらえます。

つまりお父さんランナーにとって、一石二鳥どころか三鳥にも四鳥にもなる究極の練習法なのです。

このブログでは、サビ練のプランを随時、紹介していこうと思っています。

今回は第1弾として「お子様にっこりピクニック(&ラン)山田富士公園で満開の梅/桜を楽しもう」を紹介します。

このサビ練のねらいとポイント

  • 広々とした芝生のある公園で子供と奥さんにピクニックを遊んでもらう。
  • 自分はもちろん、ちゃっかり練習(練習の案は後ほど紹介します)。
  • オプションプランとして温泉も!

プランの概要

まずはプランの概要を説明します。

僕がホームコースとしている横浜市の都筑緑道沿いに「山田富士公園」という公園があります。今回のプランはここを拠点とします。

場所は、横浜市営地下鉄グリーンライン北山田駅のすぐそばです。

この公園には広い芝生と山田富士という富士塚があるので、朝から出かけて、奥さんと子供には、富士塚を探索したり、芝生でバドミントンや鬼ごっこをしたりして楽しんでもらいます。

自分は家族が見ている前で、あるいは家族とは別行動で練習します(ここの部分は、事前に「お父さんはちょっと走ってくるから、戻ってくるまで楽しんでいてね」と話して、最初から走りに出かけてしまうか、最初は少し遊んでから出かけるかなど、奥さんやお子さんとの関係性を踏まえて、臨機応変かつ慎重に計画を立ててください)。

お昼ご飯のタイミングで合流します。

近くには、スーパーマーケットやコンビニのほか、テイクアウトのできるレストランがあるので、そこでご飯を買って公園の芝生でいただきます。

ご飯の後は、本格的に家族サービス。

ショッピングや温泉を楽しみます。

さて、それではモデルプランを詳細に説明しましょう。

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1. 山田富士公園へのアクセス

山田富士公園は、横浜市営地下鉄グリーンライン「北山田」駅の2番出口から地上に出たら、大通りを背にして駅舎の裏側の方に歩いて行くと、すぐに現れます。

駅前のデニーズから駅方向に撮った写真。写真左奥のマンションの裏側に公園があります。

 

車で来る場合、公園に駐車場はありませんが、駅周辺にコイン駐車場があるので、それを利用しましょう。

ナビタイムなどで事前に駐車場の場所と満車/空車状況をチェックしておくとよいでしょう。

最寄りのNPC24H北山田駅地下パーキングは土日最大1000円(平日900円)なので便利です。

ちなみに、山田富士公園や北山田の「山田」は「やまだ」ではなく「やまた」(「た」が濁らない)と読みます。

後でランチを家族で食べる計画なので、練習の時間を確保するために遅くとも10時には到着しておきたいところです。

2. 公園で遊ぶ

公園に着いたら子供と奥さんに遊んでもらいましょう。せっかくだから、お父さんもちょっと遊んでみることをお勧めします(が、あんまり遊びすぎると練習の時間がなくなってしまいますよ。家族サービスとしては、それでいいんですけどね)。

公園にはこんな芝生があるので、ボール遊びやおにごっこができます。

テントやシートを広げてくつろいでいる家族も多く見られます。

そして、今(2月)は梅が見頃です。芝生の斜面を登っていくと、この辺では一番見事な梅林が見られます。

ちなみに3月下旬から4月上旬にかけて、桜もきれいに咲きます。例年だと3月末か4月初めの土日におそらく都筑区最大の桜祭りが開かれ、大勢の花見客で賑わいます(今年は昨年に続き、コロナのため中止だと思います)。食べ物や飲み物の出店が開いたり、池の後ろの広場をステージにして地域の子供たちのパフォーマンスが披露されたりして、楽しいお祭りですが、このときは人が多すぎて公園内で練習はできないかもしれないのでご注意を。

またこの公園には、かつて信仰のために富士山を模して作られた「山田富士」という富士塚があります。江戸時代にはすでに存在していたことが分かっていて、「山頂」付近には古いお地蔵さんがあります。

ここを上るのも、ちょっとしたハイキング気分が味わえて楽しいです。

ここが「登山口」です。

ここが「登山口」。駅から見て公園の左側にあります。

 

こんな感じの坂道や階段を上っていくと・・・

「山頂」にたどり着きます。

都筑区が一望できるなかなかの眺望です。

撮影したときは、ちょうど朝日が昇った直後でした。ちなみに元旦の朝は初日の出を見に来る人で山頂は混み合います。

この日は霞がかかっていてぼんやりとしか見えませんでしたが、天候次第では本物の富士山がきれいに見えます。

そのまま奥に進んでいくと、

下に降りる道が出てきます。

2つある道の右側の方を降りていくと

梅林の方に出ます。

 

ちなみに降りるときに左側の道を選ぶと、駅から少し離れた公園の出口に出ますが、目の前の細い道を左に緩やかに下っていくと、最初の「登山口」に戻ります。

この写真の右側に進んでいくと、最初の「登山口」に戻ります。

 

もう一つ、あまり知られていないかもしれませんが、駅方面から芝生側を見たときに公園の右側になる細い道をまたぐと、こんな階段があります。

場所はリステージアヴェージュというマンションとその裏の道の間の緑地になります。下の地図の「横浜国際プール緑地」です。

ここを登っていってもハイキング気分が味わえます。ここは横浜国際プールの敷地につながっていきます。時間があれば、こちらの道も探検してみてください。

3. お父さんの練習

子供たちに遊んでもらう間、お父さんは練習します!

練習プラン1 ファルトレク

ファルトレクとは、「 速いペースとゆっくりのペースを繰り返しながら20~60分程度の時間を不整地や丘陵、アップダウンのある坂道、直線的に走れないクランクなどを走り続けるトレーニングでスタミナとスピードを同時に効率よく強化できる練習方法」です(Wikipediaより)

この公園の芝生は、先ほどお見せしたように、ほどよい斜面になっているので、ここを中心にファルトレクを行うことができます。

公園脇の歩道を含め、リディアードのヒルトレーニングを行うのによい斜面もあるので、ここはリディアード式のトレーニングを取り入れている人にもおすすめの場所です。

練習プラン2 ロング走

時間が確保できそうなら、ロング走をしちゃいましょう。

公園に隣接する緑道は港北ニュータウンを取り囲むように整備されていますが、南と北に分かれています。山田富士公園のある北コースは片道約4キロ。南コースも合わせると1周12~20キロの距離が取れます(詳しくはこちらを参照)。緑に囲まれたコースを楽しみながら、しっかりと長い距離を走りましょう。

南コースは迷いやすいポイントがいくつかあるので、不安があるときは家族に迷惑をかけないように北コースを行ったり来たりするのが無難かもしれません。

北コースは、公園から緑道に入り、左に進んでいくと1キロくらいで緑道の出口になります。ここで折り返し、逆方向に進んでいくと、中川駅の前まで行きます。再び折り返して山田富士公園に戻ると8キロくらいになります。

時間と体力に応じて、ここを往復するとよいでしょう。

シャワーを浴びる

練習が終わったら家族でランチですが、その前にどうしてもシャワーを浴びたいという方には次の方法を紹介します。

  • 快活クラブを利用する

公園から徒歩5分くらいのところに快活クラブというカラオケとか漫画閲覧とかができる施設があります。ここでシャワーを利用することもできます。

利用するには会員になる必要がありますが、今なら入会金無料だそうです。

シャワーを利用するには「オープンシート」(漫画を読んだりお茶を飲んだりする自由席)を利用することにして、それからシャワーを利用します。シャワー料金は今は無料キャンペーン中なので、オープンシートの料金(30分で191円+税から)だけで利用できます。

ちなみに快活クラブはセンター南駅近くにもあります。会員になるとどこの店舗でも利用できるので、一度会員証を作っておくと便利かもしれません。

  • 横浜国際プールのシャワーを使う

もう一つの方法は、横浜国際プールのシャワーを借りることです。

こちらはトレーニングルーム2時間500円の料金を払って、更衣室のシャワーを利用することになります。シャワーだけではもったいない気がしますが、逆に子供を公園で遊ばせて自分はウエイトトレーニングする、というプランも考えられますね。ただし、ここを利用するには上履きが必要です。

4. ランチ

いよいよランチです。ここで家族と合流します。

近隣のレストランでテイクアウトを行っているところがいくつもあるので、そこでお昼ご飯を調達して、おしゃれにピクニックにすると、奥さんやお子さんの評価が上がるかもしれません。

おすすめのお店の一つは、青空キッチンT.M.O.ピクニックです。

場所は駅の隣のパチンコ屋の近くです。公園からもすぐ歩いて来られます。

アメリカンな雰囲気のハンバーガーとサンドイッチを楽しめます。

ドリンクは隣のファミリーマートで買うのがリーズナブルかもしれませんね。

単品のピクニックバーガー(550円)とBLTサンドイッチ(484円)

 

もう一つは、青空キッチンのならびにあるインドカレーのラニ

本格的なインドカレーとナンがおいしいですよ。

テイクアウトは事前に電話で予約しておくとスムーズだと思います。

ちなみに、青空キッチンとラニの間にある一本堂という食パン専門店も人気のお店です。売り切れることが多いので(特にチーズパンは一人2斤までと制限があるほどです)買えたらラッキーかも。翌日の朝食用にどうですか。

しかし、こじゃれたご飯よりも、安くガッツリ食べたい!というニーズが強いご家庭の場合、ラニのすぐ隣にある激安スーパーの「OK」でお弁当やお総菜を買う方がリーズナブルでしょう。焼きたてのピザもありますよ。

青空キッチンの看板から歩道を写した写真。前方奥にうっすらと見える白い建物(青い看板が出ている)がOKです。100m位しか離れていません。

 

公園からもっと近いところには、ビッグヨーサンというスーパーがあるので、最初からスーパーのお総菜でいいと思えばこちらが便利です。

また天候があまりよくなかったりすれば、レストランで食べてもいいでしょう。

そうそう、緑道沿いに神奈川県ナンバーワンの呼び声が高いケーキの有名店「Yuji Ajiki」があるので、最後に立ち寄ってお土産を買うのもいいかもしれません。

ただし、土日はいつも混んでいるので要注意。

店の外まで行列なので今回は入店をあきらめました・・・

 

でも、そんな場合は、すぐ近くにあるルプレ・オ・ヴェールYAMAMUROもお勧めです。

こちらもおしゃれなケーキ屋さんで、味はYuji Ajikiにも負けていません。僕は特にプリンが好きです!

5. オプション(ショッピング、温泉)

ここからはオプショナル・ツアー(笑)になります。

ご飯を食べ終わって、引き続き公園で遊ぶのもいいですが、そろそろ飽きたり疲れたりするころかもしれません。

ショッピング

グリーンラインで隣の駅の「センター北」またはさらにその隣の「センター南」に繰り出すと、ショッピングセンターがあるので、お買い物が楽しめます。

センター北には、モザイクモール港北ノースポートを中心にいくつかショッピングセンターがあり、それぞれにさまざまなショップが入っています。

特にノースポートには奥様が喜びそうなアパレル・ショップがいろいろあります。ほかにもキッズ・グッズがそろうKids Republic、ゲームや家電が充実しているノジマ、漫画や雑誌から専門書までそろっている大型書店のアカデミア、それにお父さんのランニングシューズが買えるスポーツ店のGallery・2もあり、さらには映画館もあります。

娯楽系の商品だけでなく、食品は激安のロピアで、日用品はドラッグストアのクリエイトで調達できます。

きっと家族それぞれのニーズに合ったお店が見つかると思います。

センター南には港北東急ショッピング・センターがあり、やはりアパレル系のお店や電気店(コジマ・ビックカメラ)などに加え、映画館も入っています。こちらにもスーパーのロピアが入っています。センター北にないのは、文房具がすごく充実しているインクというお店。面白い文房具をそろえたら仕事や勉強が少し楽しくなるかもしれませんね。

あと、センター南には港北東急から道路を一本またいだところにスポーツオーソリティという大型スポーツ店があります。1階の一部にミスタードーナツがあるほか、あとは3階まで全部スポーツ用品(ランニングは1階)!屋上にはバッティングセンターがあります!

そしてスポーツオーソリティの奥の建物は、1階がスーパーの三和、2階がトイザらスになっています。

温泉

ゴージャスな1日にするのなら、締めくくりに温泉で疲れを癒やすのはどうでしょう。

センター南の駅から徒歩5分くらいのところには、湯もみの里という温泉があります(駐車場あり)。

ただしここは中学生以上でないと入れないので、小学生以下のお子さんがいるご家庭は注意してください。

小さい子供がいない分、落ち着いた雰囲気になっています。

小学生以下のお子さんがいるご家庭もご安心ください。

センター北と南の間にある港北みなもというショッピングセンター(公式サイトにはセンター北、センター南からともに徒歩5分と書いてありますが、センター北からの方が少し近いです)に港北天然温泉COcoという温泉があります。

こちらはおむつが取れているお子さんなら入浴可能です。

どちらも地下1000m以上掘って作った温泉なので、料金は少し高めかもしれませんが、とても気持ちのいい温泉です。

そしてどちらも施設内にレストランも併設されているので、ここで食事をしていけば、もうほとんど旅行にきた気分です。

以上で本プランは終了です。

都筑区または近隣地域にお住まいの方は、ぜひ試してみてください。

また、遠方の方はお住まいの近くでオリジナルの「サビ練コース」を開拓してみてはいかがでしょうか。おすすめのコースがあれば、ぜひ教えてください。ブログで紹介するかもしれません。

サビ練を通じて、走力を向上させるとともに家族の絆を深めましょう!

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